嫁のiPhoneを格安スマホ化!

幾たびの苦難を乗り越えて、とうとう嫁のiPhoneをmineoの格安SIMで使える様にできました。

初めての事なのでなかなかうまくいきませんでしたが、その甲斐あって月額なんと、¥1,730円ほどに携帯電話料金を節約できるようになりました。

以前の支払いと比較してその差はなんと・・・8,000円にも!! これは嬉しい!!!

以前聞きかじった話から、格安SIMを利用すると格段にスマホにかかる携帯電話料金を節約できるとは知っていましたが、なかなか実行に移すまでには至りませんでした。

人間、やったことの無い面倒事は後回しにしたがるものですよね。

しかしこの度、重〜い腰を上げ、とうとうそれを実行に移したのでした。

そして格安SIMの入手から、au製iPhoneをdocomo回線で使用するための手順、直面したトラブルや自分なりの考察をここにまとめておくことで、個人的な備忘録として記録する事にしました。

実行するに当たって実働は、準備段階の用意する物をそろえるのに2〜3日、iPhoneへの格安SIMの導入作業におよそ1時間程度でした。

が、実際には手順につ まづいてネットで調べながら進めたり、どうにもうまくいかないので手順を動画で確認したり、いつの間にか圏外病を発症していたりと一筋縄ではいきませんでした。

その紆余曲折を書き残しておこうと思います。興味のある方はどうぞお付き合い下さい。

[導入部]

さて突然ですが、皆さんは携帯電話料金を毎月いくら支払っているか把握していますか?

6,000円程度でしょうか? 10,000円を下回る月はほとんど無い、という方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

スマートフォンが一般的に普及してきた昨今、携帯電話料金は7,000円超という方が大半でしょう。

中には親に携帯電話料金を負担してもらっている方もいると思います。

家計としてみれば、月額7,000円を上回るほどの固定費は、決して安いとは言えません。

そして我が家も例外なく、妻が使用しているiPhoneの料金がほぼ毎月10,000円にまで膨らんでいました。

固定費は少ないにこしたことはありません。お金はあるにこしたことはありません。

浮いた分のお金を貯金に回したり、貯めておき旅行資金にしたり、おいしいレストランの外食費用に回したり、、、etc  こういった妄想は楽しいですねー。

果ては、なぜかビールを買ってくれる機会が増えたりとか、ハーゲンダッツをくれる様になったりとか、自分にもきっといい事が今より増えるに違いありません。

・・・とまあ、自分勝手な妄想はさておき、いずれにしろお金は大切です。節約可能であれば取り組むべきです。

というわけで、一家の主であるこの私が生噛りの知識を総動員して、携帯電話料金の削減に取り組みました。

僭越ながら、ここではその方法を紹介しようと思います。なぜって? それは皆さんにもぜひ節約に成功していただいて、

節約成功者多数発生 →→→ 浮いたお金で消費活動が活発化 →→→ 日本の景気回復 →→→ 自分の給料が倍増☆

というリターンを期待したのでしたw まあそんなことにはならないでしょうが。でもどうせやるなら超プラス思考で行きましょう☆

[本編]

さて、前フリはこの辺にして、では具体的にどうやれば携帯電話料金を削減できるのでしょうか。

大手携帯会社(通称:キャリア)でのスマートフォンで利用可能なプランはどれも低額とは言えません。

NMPで乗り換えしたところで、携帯電話本体の代金が割り引かれたりキャッシュバックが入るだけで月額を抑えることができません。

ここで生噛り知識の披露です。大手キャリアで高額になるのなら・・・そう、MVNOによる格安SIMを利用するのです。

なにやら聞きなれない言葉が出てきたな〜と思われた方も多いでしょう。それもそのはずです。

なぜならこのMVNOとは、携帯電話の普及時期には存在しなかったデータ通信事業会社だからです。

大手キャリアとの違いは、分かりやすく言えば自社独自の電波塔を持っていない所になります。

MVNO各社は大手キャリアが所有する携帯電話通信網をレンタルによって借り受け、代わりに携帯電話用の通信サービスを提供しています。

このMVNOは今では数十社にまで競争化が進んでいて、各社で様々なサービスを提供しています。

端的に最も特徴的な点を挙げれば、ズバリ、利用形態によっては大手キャリアよりも格段に利用料金を抑えることができるのです!!

[実践編]

ではここからは具体的に何をどのようにどうしたかを説明していきます。

タイトルを見てもお分かりの通り、何→妻のiPhone、どうしたか→mineoでの格安SIM利用に変えた、というところまでは一目瞭然ですが、皆さんも気になるのは「どのように」の点だと思います。

このやり方ですが、いくつか事前に用意する物があります。

*** 用意する物 ***

1.iPhone

2.mineoの格安SIM(サイズ:nanoSIM)

3.R−SIM・・・通称SIMゲタ

4.アクティベーションSIM

5.docomoの携帯

(6.SIMアダプタ)

順位外.めげない心(実は大事)

では一つずつ説明していきます。

1.iPhone

iPhone-1 iPhone-2

キャリアはauで、モデルは5sです。こちらは特に説明はありません。

2.mineoの格安SIM

mineo-2mineo-3

この度お世話になるmineoの格安SIMです。

iPhoneで使用するにはnanoSIMのサイズにする必要があります。

以下のリンクからWEBで直接申し込むことができます。

申し込み完了後、数日経過するとmineoの運営会社、ケイ・オプティコムよりSIMカードが送付されてきます。

受取ったSIMカードは帯電話に挿せばすぐ使用可能な状態です。

SIMカードを刺した携帯電話の電源を入れ、電波をつかむことができたタイミングで利用開始となり、その日から利用料金が発生します。

mineでは利用開始月だと、日割り計算した料金になるので、月末でも気にせずに利用開始することができます。

また、SIMカードが届いても携帯電話に挿して使用しない限り請求はきません。(初期費用除く)

3.R−SIM

r-sim-1 r-sim-2

このR−SIMが今回のポイントです。

R−SIMは、auのiPhoneでdocomo回線を利用するために必要となる、SIMロック回避アダプタです。

iPhoneに限らず他の携帯電話は、通常、SIMロックというものがかかっています。

これは何かというと、あるキャリアで購入した携帯電話はそのキャリア以外の通信回線を使用できないように、他社製のSIMカードでは動作しないようにかけられているロックのことです。

つまり、docomoで購入した携帯ではsoftbankの回線を使用できない、という制限がかかっているのです。

これが総務省からの通達で、2015年5月以降はユーザーからの申し出に応じてSIMロック解除を行うよう、ガイドラインが制定されました。

しかし、それ以前に販売された携帯電話はSIMロックに応じてもらえないものも多数あります。

今回使用する妻のiPhoneもこれにあたり、キャリアでのSIMロック解除はできません。

しかし、SIMロック解除を行わずとも、auのiPhoneでdocomo回線使用を可能にするのがこのR−SIMです。

使い方はSIMカードに重ねてトレーに入れるだけです。

その様子から「SIMゲタ」と呼ばれることもあります。

4.アクティベーションSIM

a-sim-1

これはR−SIMを使用するにあたって必要となる、iPhoneのアクティベートに必要となるSIMカードです。(画像右側。わかりやすく「A」をマジックで書いて使ってます。左はauのSIM)

アクティベートとは、簡単に言えば初期設定のような事です。iPhoneを使い始める最初に行う設定とお考えください。

人によっては使っていない方もいるようですが、基本的に必須とお考えください。

5.docomoの携帯

docomo-1

iPhoneでは度々「圏外病」という恐ろしい症状が見られます。

具体的には、電波状況が一度圏外となってしまうと、明らかに電波の届いている場所でも圏外のまま回復しないという状態です。

これはどうも、iPhoneが電波を掴み直す際の動作に問題がある事が原因のようで、基本的に回避できないみたいです。

その際、SIMカード内の情報も一部書き換わってしまうようで、そのままでは使用することができません。

一度docomoの携帯にSIMカードを差し替えて電波を掴むと、この情報を復旧できるようでそのために必要となります。

6.SIMアダプタ

tray-1 tray-2 tray-3 tray-4 tray-5

今回iPhoneに使用するnanoSIMサイズがdocomoの形態に合わず、SIMアダプタを使用する方はご注意ください。

SIMアダプタとの間にある小さな段差に端子が引っかかり、そのまま折れてしまうことがあります。

端子が折れてしまうとSIMを挿しても認識されなくなります。

必ずシール等で引っかからない様にするなど、端子を折らないように注意してください。

私はこれを怠ったせいで、お気に入りのガラケーを一台使用不能にしてしまいました。(泣)

docomo-3

 

順位外.めげない心

これから記載する手順を守っても、docomoの電波を掴めない場合があります。

ひょんなことからいつの間にか「圏外病」にかかっている場合などです。

私はこの通りで、圏外病からの回復を行い、繰り返して繰り返してやっとdocomoの表示を見ることができました。

途中であきらめそうになり、他のSIMフリーandroidに乗り換えるとか、au回線での接続方法に切り替えるなどの代替案が頭に浮かび、危うく追加出費するところでした。

めげずに何度も繰り返し、ちょっとずつ自分なりにやり方を模索して成功につなげることができました。

また、圏外病との付き合いも十分想定されるシナリオです。

そのために、このめげない心が必要なのです。

[手順]

ここからは、導入手順を説明します。

1.mineoのAPNダウンロード&インストール

2.iPhoneの設定変更

3.アクティベーション(もしくはau)SIM挿入後iPhoneの再起動

4.アクティベーションSIM&R−SIMの挿入、設定

5.mineo 格安データSIM&R−SIMの挿入、設定

6.SIMトレーの抜き差し

1.mineoのAPNインストール

mineoのSIMを使用するにあたって、iPhoneにAPNをインストールする必要があります。

safariを起動し、mineoのユーザーサポートなどからAPNのインストール用URLにアクセスしてインストールしてください。

APNとは、「Access Point Name」の頭文字を取った略語です。携帯電話通信網でインターネットを利用するために必要となる設定で、どこの通信会社を利用しますよ、といった情報になります。

2.iPhoneの設定変更

iPhoneに以下の設定を行います。

・データ通信下部のアプリはすべてオフに
・パスコードをオフに
・iMessageをオフに
・Facetimeをオフに
・データ通信→データローミングはオフに

3.アクティベーション(もしくはau)SIM挿入後iPhoneの再起動

一旦iPhone本体に、元々のキャリアでの接続設定を行います。

auのSIMをお持ちの方はそちらを、お持ちでない方はアクティベーションSIMを挿入します。

このときはR−SIMは使用しません。

それと、起動中のアプリをすべて落とすのも含めて再起動します。

4.アクティベーションSIM&R−SIMの挿入、設定

ここで一度、R−SIMのSIMトレーへの置き方を写真で説明します。

r-sim-on-1 r-sim-on-2

写真のように、アゴが伸びている側を裏面側に回して、頭のボッチもひっかける様にします。

これで完了です。

この上に、アクティベーションSIMを置き挿入します。

すると、画面が以下のように切り替わりますので、

JP AU

TMSI.2G3G4G

M2

了解

setting-1 setting-2 setting-3 setting-4

と選択します。ここの設定は正直、意味ないです。次のmineoSIMを乗せた時の選択を間違わない程度の意味しかありません。

5.mineo 格安データSIM&R−SIMの挿入、設定

ここが本番です。

SIMをmineoに置き換えて、上記の設定をします。

完了後、当方では電波状況は「SIMなし」と表示されました。

6.SIMトレーの抜き差し

remove

地味に大事な手順です。皆さんもどうぞお忘れなく実施下さい。

5.の手順の後「SIMなし」となるはずなので、確認したらSIMトレーを一旦引き抜きます。

このとき、完全に抜き出してください。

ピンを押し切っただけでも「SIMが挿入されていません」と表示されますが、完全に引き抜かないと端子の接触が残っているため、再度挿しても「SIMなし」のまま変わらないことが多々見受けられました。

完全に抜き出してから挿入すると、十秒程度待てば「検索」→「docomo」と表示が切り替わるはずです。

おめでとうございます!!これで晴れてdocomoの回線を使用したiPhoneを手に入れることができました☆

しかもなんと、月額の費用は¥1,730円程度にまで抑えられているのです。

電波がつながりにくいとか、ネットの表示が遅いなんてことも無く、ですよ!

mineoの格安SIMを使うにあたり、事務手数料など諸々初期費用は掛かりましたが、そんなものは数か月も使用すればすぐに元が取れてしまいます。

自分の支払うお金では無いにしろ、家計を共にする家族の出費を減らせたのですから、その恩恵は必ず自分にも帰ってくるでしょう!(と信じています。)

[結び]

さて、今回はNMPでデュアルタイプの3GBプランを申し込みました。

この3GBとは、ひと月に利用できるデータ容量を表します。

mineoでは500MB、1GB、3GB、5GB、10GBと利用者の容量に応じてプランを選べます(2016/6/1現在)。

そしてここが重要なポイントで、この容量に応じて基本料金も増減し、1,400円、1,500円、1,600円、2,280円、3,220円と月額の料金が変わります。

自分の利用状況に応じてプランを選べばさらにお得にすることも可能です。

申し込み後にも変更可能ですから、自分がどれほどデータ通信しているかわからない、という方でも取りあえず、で申し込みができるので安心です。

それでも「全くの初心者なので、利用開始に当たってどれを選んだらいいかわからない」という方には私からズバリ言わせていただきます・・・

3GBを選びましょう!

Yen_vs_GB2

根拠の1は、この図からわかるとおり、3Gは他のデータ容量と比較して相対的に支払う金額が抑えられているからです!!

500MB、1GB、5GB、10GBはほぼ直線上に並んでいるのに対し、3GBだけその線より明らかに金額が抑えられた下側にいます。

これは下に書いたとおり、3GB以下の利用者が多い事を把握しているからに他なりません。

根拠の2は、統計的な調査から、一般的な利用者の7割は3GB以下で収まっていると判明しているからです。

さらに言えば、データ容量を多く消費するのは動画です。

つまり、YouTubeやニコニコ動画などの動画サイトを利用する頻度が高い方は3GB以上になっているでしょう。

逆に、メールやインターネット、ゲームやアプリの利用くらいではそうそう3GBを使い切ることは無いと思います。

また、mineoでは使い切らなかった当月のデータ容量は翌月まで繰り越しが可能です。

手続き等も一切不要で、自動的に繰り越されるのです。

例えば、4月に1.7GBまで利用したとすると、翌月の5月には、前月の残り1.3GB+5月分3GBで、なんと計4.3GBが利用できるのです。

余っているなら、普段利用しないような動画の視聴も心置きなくできますよね。

また、データ容量をあまり気にせずに利用していて、月末を迎える前に使い切ってしまっても、150円で100MBを追加購入するオプションもあります。

この追加分のデータ容量も同じように翌月末まで繰り越し可能となっています。

この様に、使用状況に応じてデータ容量を柔軟に使えるmineoはとても利用者側のメリットが大きいです。

他にも月額費用を抑えたい方には、音声通話を利用しないシングルタイププランもあります。

こちらを利用すると、上記のデュアルタイプから月額700円を引いた金額が利用料金になります。さらにお得です。

mineoでは、オプションで月額120円を追加する場ショートメッセージサービス(SMS)も利用できます。

Lineの認証など、SMSで利用開始手続きをするサービスも最近では多く見られるので、音声通話プランにせず利用できるのも助かります。

他のメリットとしては、携帯電話通信網をdocomoとauの2社から借り受けている点です。

ご自分の利用されている地域で電波の強い方を選ベるわけです。こちらも利用中に変更可能です。

万が一、妻のiPhoneもau回線で使用したい!と心変わりした際にも対応可能なので、我が家ではmineoはメリットだらけです。

え、?最初からau回線で利用すればよかったのでは・・・?

そういう意見は重々承知です。

あえてdocomo回線で使用するのは、もう15年以上もdocomoユーザーである私の個人的な贔屓です。

その割にもdocomoの継続利用による割引はゴニョゴニョ・・・・・、いえ、なんでもありません。

とまあ、長くなりましたが、この様な経緯を経まして、晴れてiPhoneをmineoの格安SIMで快適に利用できるようになったわけです。

mineoには、マイネ王というコミュニティサイトもあり、Q&Aや掲示板、スタッフブログなど様々な情報を見ることもできます。

もちろん、質問を投稿することもできます。何か困ったことがあれば、他のユーザーに頼れるのも心強いですね。

今回、私も初めての挑戦だったので不安も多々ありましたが、一つ一つのサービスがちょっとずつ不安を払拭してくれたので、一歩踏み出す事ができました。

挑戦するには十分価値がある節約術ですので、ぜひTryしてはいかがでしょうか。

皆さんに幸あらんことを祈ってます!

次回は→ 圏外病からの回復方法 について実施した手順を紹介します。